SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」シンポジウム2025が開催されました
- 3月20日
- 読了時間: 3分
更新日:3月25日
企画展示「みんなの違和館」でアンコンシャスバイアスを紹介
現役高校生らも登壇し、熱い議論を展開
東京都品川区にある「シティホール&ギャラリー五反田」で3月18日、の「SIP『包摂的コミュニティプラットフォームの構築』シンポジウム 2025」(主催:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所、後援:内閣府)がハイブリッド開催されました。
会場では、各テーマによる体験展示のほか、高校生を含む本シンポジウムの参加者が、生活の中で感じた“アンコンシャスバイアス”を集めた「みんなの違和館」の企画展示も同時に行われました。
“アンコンシャスバイアス”が展示された「みんなの違和館」 「子育て女性」テーマの展示ブース
「包摂という観点での社会課題と可能性」がテーマとなった第一部は、SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」のプログラムディレクターで、国立大学法人筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター・センター長の久野譜也教授(弊社代表)の挨拶および講演から始まりました。

プログラムディレクターとして登壇する久野譜也教授
続いて、玉川学園の生徒らによる「わたしたちの未来会議」から企画構想発表が行われました。
「わたしたちの未来会議」とは、SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」が目指す“多様な人々が安心して自分らしく暮らせる社会”を実現するために、これからの社会を担う次世代の多様な視点を含めた議論と発信の場としてスタートさせたものです。
登壇した生徒らは、高校生の視点で感じる“社会に対する違和感”を、シンポジウムの参加者へ問題提起として投げかけました。そのうえで、未来を少しでも良くしたいという思いを起点に、今後も活動の輪を拡げていきたいと話しました。

次に、「ビジネス観点で捉える包摂課題 ~ PIVOT スペシャルセッション ~」と題された、トークセッションが行われました。本セッションは、「ビジネス」と「学び」に特化した映像コンテンツを配信するPIVOTの公式YouTubeチャンネルの番組収録も兼ねて実施されました。
様々な熱い議論が展開される中、登壇者の一人である久野教授は「日本は制度を作ることには長けている。しかしながら今必要とされているのは、制度をつくることよりも、その制度を使いやすくする「風土」を作り、人々の価値観を変えていくことである」と強調しました。また、SIPで取り組む「包摂」のテーマでは、社会の寛容性を向上させるとともに、個人の自律性も向上させることを目指しており、当事者と非当事者が対話を通して互いに意識をブラッシュアップする必要があることにも論及しました。
第二部は「社会課題を成長のチャンスに変える」をテーマに開幕。前半ではSIPの取組についてビジネスピッチが行われ、6人の登壇者がプレゼンテーションををおこないました。6人のテーマはそれぞれ、地域コミュニティ、子育て女性、働く女性、デジタル同居、金融包摂、多様性寛容、と多岐にわたるものでした。
全員の発表が終了すると、現地会場の審査員による投票および参加者によるメンチメーター投票によって、各プレゼンテーションが「世の中をより良くするものになっているか」という視点で審査が行われました。審査の結果、「子育て女性」をテーマに MOM UP PARK の取組を紹介した弊社副社長・塚尾晶子が最優秀賞を受賞しました。

SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」は、あと2年間の研究開発を経て社会実装を目指します。





