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武蔵野銀行、ぶぎん地域経済研究所、筑波大学が連携し中小企業向け経営講座を開講(筑波大学大学院・久野譜也教授が登壇)

  • samata75
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:12 時間前

「女性を核としたウェルビーイング経営」の実践へ

女性の健康課題を起点に持続可能な経営のあり方を学ぶ全3回プログラム


武蔵野銀行、ぶぎん地域経済研究所、筑波大学の連携により、中小企業向け支援プログラム「女性に選ばれる企業を目指すウェルビーイング経営講座」が12月19日、大宮清水園で開講されました。本講座は全3回構成で、女性が働きやすい職場環境の整備と、企業経営におけるウェルビーイングの重要性を体系的に学ぶことを目的としています。


近年、人材の確保・定着は中小企業にとって喫緊の経営課題となっており、とりわけ女性の活躍推進は避けて通れないテーマです。一方で、女性特有の健康課題やアンコンシャス・バイアスへの理解不足から、制度導入が一過性にとどまるケースも少なくありません。こうした背景を踏まえ、本プログラムではリスキリングを通じて経営層・実務担当者の認識向上を図ることが狙いとされています。なお、本講座は文部科学省の「リカレント教育エコシステム構築支援事業」に採択されています。


初回となる19日には、県内を中心に24社39名が参加。講義では、筑波大学大学院・久野譜也教授(兼弊社代表)が登壇し、「なぜ今、女性を核としたウェルビーイング経営が求められるのか」をテーマに、妊産婦の孤独・孤立や健康リテラシーの課題、そして「社員の幸せが企業の業績に影響する」とする研究知見を紹介しました。グループワークでは、「女性管理職の増加が制度利用の促進につながる」「制度を根付かせるための風土づくりが重要」といった実践的な意見が交わされました。


今後は2026年1月、2月にも講義を実施予定で、参加企業が自社の現状を客観的に見つめ直し、具体的な行動変容へとつなげることが期待されます。

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