なかの生涯学習大学の公開講座に弊社副社長・塚尾晶子が登壇「SWCとは何か」をテーマに講演
- samata75
- 7月10日
- 読了時間: 3分
~健康と地域のつながりをテーマに講演、住民らと活発な意見交換も~
令和7年度なかの生涯学習大学の公開講座が7月9日、東京都中野区の「なかのZERO西館 小ホール」で開催されました。当日は弊社副社長・塚尾晶子が「スマートウエルネスシティって何?~地域を歩いて広げよう、からだも心も健幸に~」をテーマに登壇し、「住むだけで自然と健康になれるまちづくり」を目指すスマートウエルネスシティの概念を説明したうえで、人生100年時代に求められる"まちのあり方"について、多角的に語りました。
塚尾は、健康寿命と平均寿命のギャップを縮めることの重要性や、日常の運動習慣と医療費の相関に言及。中でも、運動不足が死亡リスクや認知症の要因になり得ること、ボランティア参加と生活機能維持との関連性など、具体的なデータや研究成果を交えながら、地域での自発的な活動の価値を強調しました。
中野区で今年度からスタートした「健幸ポイント事業」についても触れ、ウォーキングと筋力トレーニングを組み合わせる重要性を説明。会場では誰でもできる簡単な筋トレを紹介し、参加者とともに実践する場面もありました。さらに「ちょっとおせっかいなソーシャルキャピタル」の大切さにも言及し、地域のつながりが健康なまちを支えると語りました。

なかの生涯学習大学で講演をおこなう弊社副社長・塚尾
後半では、中野区地域包括ケア推進課の課長より、「つながる はじまる なかの を目指して」と題した講演が行われました。区の人口動態や健康施策の紹介に加え、「中野健幸どまんなか市」やICTを活用した孤立対策の取り組みなど、具体的な地域連携の事例が共有されました。
質疑応答では、70歳での適切な運動量や、休憩できる公共ベンチの設置など、生活に即した質問が数多く寄せられ、参加者の関心の高さがうかがえました。特に「日常で6000歩以上を目指せばよい」「中野区でもベンチの整備を検討中」といった実践的な回答に、会場からは納得の声も聞かれました。
講演後も個別に質問に訪れる参加者が多く、健康への意識の高さとSWCに対する興味が伝わる時間となりました。また、区内のICT支援チームによるアプリ導入サポートの話題も紹介され、高齢者のデジタル活用を支える取り組みの重要性が改めて認識されました。

簡単にできる筋トレを紹介する塚尾と実践する参加者ら
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