第3回「健幸都市政策研究会」をオンライン開催しました
- samata75
- 4月25日
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更新日:7 日前
「女性の健幸・Well-being」をテーマに弊社代表 兼 筑波大学大学院教授の久野譜也が登壇
弊社主催「第3回健幸都市政策研究会」が4月24日(木)、オンライン開催されました。
本研究会は、弊社が20年以上にわたって筑波大学とともに積み上げてきた“エビデンス”や“エピソード”をはじめ、有益な情報提供を行うことを目的としています。そして、新たな学びやヒントとして活かしていただくとともに、現場担当者同士や講師との情報交換やネットワーク構築等のきっかけとすることを目指すものです。
第3回目となる今回は、久野譜也・筑波大学人間総合科学学術院教授/筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター長が「女性の健幸・Well-beingの最大化-女性が健幸でいきいきと活躍するためのサポートや取り組み-」をテーマに登壇し、自身がプログラムディレクターをつとめる内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の取り組みで見えてきた成果や課題について触れながら講演を行いました。

女性の健康課題について講演する久野譜也教授
久野教授は、女性のライフコースにおける健康課題を紹介。続けて、経済産業省が昨年公表した「女性の健康課題による生産性低下に起因する経済損失は3.4兆円」という調査結果を取り上げ、女性の社会進出が著しい現代において、女性の健康課題への対策は不可欠であることを強調しました。
そのうえで、内閣府SIPで研究開発の一環として進めている「マムアップパーク」を紹介し、妊産婦の心身の不調や孤立・孤独感の解消、専門知識の習得による健幸・子育てリテラシーの向上といった狙いがあることや、女性のWell-being向上のための打ち手となるプログラムであることを説明しました。
「マムアップパーク」の有用性ついて論及する久野譜也教授 リアルタイム投稿システム「メンチメーター」へのコメント
当日は、これまでの本研究会と同様に、リアルタイムで質問や意見を投稿できる「メンチメーター」を用いて進行。質疑応答の時間に久野教授より各コメントへ回答をいただきました。メンチメーター以外にZOOMでもご意見やご質問があり、活発な議論が行われました。
本研究会は、今後も1~2か月に一度のペースでの開催を予定しています。