SWC首長研究会に参画している兵庫県西脇市が、日本健康会議主催の「健康でいられる地域・まちづくり表彰」において「優秀賞」を受賞されました。
以下に、西脇市のプレスリリースより抜粋した概要を紹介いたします。
西脇市プレスリリース文より抜粋
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日本健康会議は、厚生労働省および経済産業省と連携し、国民の健康寿命の延伸と適正な医療費の実現を目指して活動する団体であり、実行委員には西脇市出身で日本経済団体連合会会長の十倉雅和氏をはじめ、介護予防・健康づくりに取り組む関係団体の長や学識経験者が名を連ねています。
「健康でいられる地域・まちづくり表彰」は、同会議が活動目標のひとつとして定める「地域づくり・まちづくりを通じて、生活していく中で健康でいられる環境整備に取り組む自治体を 1,500市町村以上とする」を達成するため、高齢者の外出や社会参加を推進する自治体の優れた取組を表彰するもので、今回が初めての試みです。
令和6年10月30日(水曜日)に東京都内で表彰式が開催され、片山象三市長が表彰を受けました。
【受賞理由】
市民の健康寿命延伸を目指し、「住むことでおのずと健康になるまち」の実現に向けて、大学や民間企業が持つノウハウを活用し、下記の事業に取り組んでいるため。
■健幸運動教室Ni-Co(にこ)
令和3年度から本格実施した個別処方型の運動教室。参加者には、筑波大学が有する10万人分の実績を基に開発されたプログラムにより、個々の運動能力に応じて最適化された運動メニューが作成・提供されます。これにより、参加者は科学的根拠に基づく最適な運動メニューを実践することができます。
令和6年10月末時点で 594人が参加。令和5年度の参加者においては、平均 6.6歳体力年齢が若返りました。
■にしわき健幸ポイント
令和3年度に開始。「歩くこと」と「体組成を測ること」を基本とし、所定の健康づくり活動に取り組んで貯めたポイントを最大6千円分の地域商品券に交換できます。参加者は、専用の活動量計を持ち歩いて日々の歩数を計測し、市内各所のアップロード拠点で歩数や体組成のデータ送信を行います。
令和6年10月末時点で 3,016人が参加。令和4年度の新規参加者においては、参加前と比較して歩数が1,500歩/日以上増加したほか、生きがいが向上した者の割合の増加や、精神健康度が低い者の割合が減少しており、参加者の社会参加の促進や主観的な健康度の向上につながっています。
■健幸アンバサダーの養成
令和元年度から実施。健康に関する正しい知識を身近な人々に伝える役割を担う人材を養成し、健康への関心を喚起する取組。
令和6年10月末時点で延べ 642人がアンバサダーに認定されています。
以下の西脇市公式Webサイト内記事では、受賞の様子が写真と共に紹介されています。