第3回「健幸まちづくりとモビリティハブを考える研究会」が開催されました
- samata75
- 1月23日
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“交通結節機能”と“コミュニティ機能”を基本コンセプトに
「健幸モビリティハブ」を整備しWell-being向上を目指す
公共交通の利便性低下が深刻化する現代社会に警鐘を鳴らし、「健康の社会的決定要因」の一つである“移動”と“健幸”について考える「健幸まちづくりとモビリティハブを考える研究会」の第3回目会合が1月20日、筑波大学東京キャンパスで開催されました。本研究会は、居心地が良く“時間消費機能”を有する「健幸モビリティハブ」を産官学民連携で具現化し、人々の外出や繋がりを創出する「健幸まちづくり」の実現を目指して昨年10月に発足したものです。
第3回目会合では、4名の識者が登壇し話題提供をおこないました。発起人の一人である、筑波大学大学院(協働大学院)教授の神田昌幸氏は「健幸モビリティハブは、交通結節点にコミュニティ機能を加え、人のつながりと外出を促すインフラである。Well-being向上の好循環が期待され、首長主導による縦割り打破と持続的運営体制の構築が鍵となる」と話しました。

第3回目の会合に集まった参加者らの様子
埼玉大学名誉教授・久保田尚氏は「交通計画から見たモビリティハブ研究の意義の再確認」のタイトルで登壇し、「モビリティハブは点から面で捉える交通拠点であり、乗換抵抗の最小化により利便性と収益性を高める。駅まちづくりの知見を生かし、交流や消費を生む拠点への展開が期待される」としました。
次に登壇した、㈱マクニカ スマートモビリティ事業推進部・奈良岡龍一氏は、「『地域の足』を守るまちづくりにおける自動運転バスの活用」をテーマに話を展開し、「自社では自治体向け自動運転EVバスの実証を50件実施。常陸太田市ではレベル4の365日運行を実証し外出を促進した。実証を通じ、自動運転の社会受容とともに、人の関与の重要性が示された」と話しました。
最後に登壇した、千葉県白子町町長・緑川輝男氏は、「千葉県白子町の公共交通の現状と課題、モビリティハブへの期待」というタイトルで登壇し、「高齢化が進み公共交通が脆弱な町では、財政支援にも限界がある中、交通空白地対策としてモビリティハブ導入を計画。既存施設に交流機能を加え、持続可能な移動環境の実現を目指す」と語りました。
■今後の開催予定は以下の通りです
【第4回】令和8年2月17日(火)13:00-15:00
【第5回】令和8年3月27日(金)13:30-15:30





