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スマートウエルネスコミュニティ協議会(SWC協議会)の中間報告会が開催されました


弊社が所属している、一般社団法人スマートウエルネスコミュニティ協議会(SWC協議会)の中間報告会が12月17日、都内の茗渓会館で開催されました。各分科会からの活動報告や、健幸長寿社会実現に向けての立法検討会に関しての話題が取り上げられた他、特別講演も2つ行われました。



プログラム冒頭では、各分科会からの活動報告及び今後の方向性が発表されました。

続いて本協議会の理事長である虎の門病院顧問・大内尉義氏より、健幸促進に関する立法検討会に関する進捗状況が報告され、今後の実現に向けてのプロセスや方向性について構想が述べられました。



分科会の活動報告を行う弊社副社長・塚尾晶子

本報告会では特別講演が2つ行われ、三井住友信託銀行・人生100年応援部長の高橋治彦氏が「幸せな100歳を迎えるために」、野村不動産シニア事業課長の田代雅之氏が「住むだけで身心ともに自然と健康になれる仕組みを整え、健康寿命の延伸を支援する健康増進型・賃貸シニアレジデンス」をテーマにそれぞれ講演されました。



高橋氏の講演では「終活」について取り上げられ、人生100年時代と言われる現在、豊かな人生を送るための「前向きな終活」が大切だと述べられました。具体的には、長い高齢期に備えた資産管理や相続について、同社が提供するサービスも交えながら、説明されました。

「終活というと「整理」に直結しがちであるが、「死後事務」をプロに任せることで、好きなものに囲まれた生活を送りながら生涯を閉じることができる」とも指摘されました。



一方、田代氏は、同社が展開する健康増進型・賃貸シニアレジデンス「オウカス」の概要とともに、超高齢社会の課題や対応策について講演されました。

「要介護、認知症になると元にもどりにくいが、健康と要介護の間のフレイルは予防できる。自立状態(健康寿命)を伸ばせるよう、取り組んでいきたい」とし、入居者の要介護リスクが低減するという調査結果も出た「オウカス」の、様々なサービスプログラムについて紹介されました。



最後に、本協議会副理事長である久野譜也・筑波大学大学院教授より、SWC協議会の今後の方向性について述べられました。

その中で、「これからの健幸まちづくりでは、これまでの1次・2次予防に加えて”0次予防”の視点が重要となる。質の良い政策を展開すれば、効果は出せる」と話し、今後の協議会が目指す方向性を示しました。



         SWC協議会の今後の方向性について説明する副理事長・久野譜也



中間報告会終了後は、会場を変えて意見交換会が行われ、参加者は当日の議題に上がった内容等について議論をが交わされていました。

本協議会はこの日が年内最後の会議となり、次回は来年2月の予算委員会が最初の会議となる予定です。

 

スマートウエルネスコミュニティ協議会(SWC協議会)とは?


従来の健康・医療に関するアプローチのみならず、まちづくり、スポーツなど多様な要因に目を向け、産官学の幅広い叡智を集めて課題解決する組織として2015年に設立されたものです。健康づくり無関心層の半減を目標に、以下6つの分科会と2つのプロジェクトで、テーマ毎の切り口により、有効施策を調査研究し政策提言に繋げる諸活動を行っています。


【分科会】

①グローバルヘルス推進分科会

②健幸アンバサダー・人材育成分科会

③スポーツ・ウェルビーイング分科会

④まちづくり分科会

⑤地域健幸ビジネス分科会

⑥動脈硬化予防啓発分科会


【プロジェクト】

①フレイル予防啓発プロジェクト

②ヘルス&ICTリテラシー向上プロジェクト


スマートウエルネスコミュニティ協議会(SWC協議会)HPはこちらから




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