自治体向け法人向け健康都市の実現を支える人材育成サービス

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ウエルネスマネージメント研修会

 自治体や企業等で健康増進事業を推進するためには、地域・職域の実情や特性を考慮し、それにあった事業を企画し運用できる人材が必須となります。ウエルネスマネージメント研修会は、そのような能力を身につけた、地域や職域で健康増進事業を推進する上で核(コア)となる「なくてはならない人材」の養成を目指します。

 また、社会課題を解決する健幸都市づくりの担い手として、課題発見力、事業創造力、PDCAマネジメント能力、ヘルスリテラシー能力、インフルエンサー能力などを高め、健幸都市プロジェクトの即戦力として活躍できる能力の習得を目指します 。

研修会の特徴

 カリキュラムは、筑波大学発ベンチャーの特性を活かした講師陣により、全10日間、2期(第1期 6日間・第2期 4日間)に分けて実施します。第1期の研修後に一度現場に戻り、研修で学んだことを活用しつつ、あらためて課題を抽出した上で、再び第2期の研修を行います。現場での実践を通して習得し、そしてそれを活用できるような構成・内容となっているのが特長です。

 第1期では座学により健康サービスの事業推進に必要な専門知識の習得をした上で、その知識・技術を基にしたグループワークによるプロジェクト企画立案、プレゼンテーション等のスキルを実践形式で高めます。

 第2期ではマネージメント能力を養うための、より能動的なカリキュラムを通じて、グループ毎に健康増進事業を企画し、目標実現を目指したプレゼンテーションを行い相互に評価します。

講師陣(2020年度時点)

岡田 幸彦 筑波大学システム情報系 准教授・博士(商学)
久野 譜也 筑波大学体育系
㈱つくばウエルネスリサーチ
教授・博士(医学)
代表取締役社長
菅 洋子 関東学院大学 栄養学部 管理栄養学科  准教授・博士(スポーツ医学)
田邉 解 筑波大学体育系 准教授・博士(体育科学)
塚尾 晶子 ㈱つくばウエルネスリサーチ SWC推進部 取締役・保健師
博士(スポーツウエルネス学)
辻 大士 筑波大学体育系 助教・博士(体育科学)
土屋 厚子 元静岡県健康福祉部理事長 保健師
鶴園 卓也 ㈱つくばウエルネスリサーチ 課長
福林 孝之 ㈱つくばウエルネスリサーチ SWC推進部 執行役員
前田 清司 筑波大学体育系 教授・博士(体育科学)
研修会の様子
研修会による成果

筋トレマスター研修会

筋トレマスター研修会は、筑波大学とつくばウエルネスリサーチを中心とした講師陣により、講義、実技を織り交ぜたカリキュラムで、高齢者の身体特性に配慮した個別プログラムの作成法など、「運動器の機能向上」を目的とした事業に必要なノウハウを提供いたします。

現在、2つのコースがメインとなっていて、「ベーシックコース」が筋トレマスターとしての知識やスキル修得のための基本コースとすれば、「アドバンスコース」は、その上級コースとして、より実践的な習得と指導スキルの向上を目的とし、修了後、指導の現場ですぐにご活用いただけるようなカリキュラムを中心に構成しています。

カリキュラム修了者には、「筋トレマスター(称号)」または「アドバンス・筋トレマスター(称号)」の修了証が交付されます。

「ベーシック【基礎】コース」カリキュラム例

講義(1) 新しい介護予防プログラムのあり方
講義(2) 筋力トレーニング指導に必要な整形外科的疾患の特徴
講義(3) リスクマネジメント
講義(4) プログラム作成法と運動教室運営
講義(5) 低体力高齢者の栄養について
実技(1) 筋力トレーニングの指導法
実技(2) 体力評価法
実技(3) 整形外科的疾患を考慮した筋力トレーニング指導
実技(4) 筋力トレーニングの指導法2

「アドバンス【上級】コース」カリキュラム例

講義(1) 「科学的根拠に基づく高齢者の運動指導のあり方
~老化に関する運動と栄養の最新エビデンス~」
講義(2) 「虚弱高齢者の身体機能や栄養状態を考慮した栄養指導法」
講義(3) 「虚弱高齢者を対象とした介護予防事業の取り組みの紹介
〔実践報告:筋トレマスター〕」
講義(4) 「虚弱高齢者教室の運営方法」
GW(1) 「虚弱高齢者教室の運営方法
~事例紹介と課題のディスカッション~」
実技(1) 「筋力トレーニングの指導法(1)
~体力レベルの判定とレベルに応じた指導法~」
実技(2) 「筋力トレーニングの指導法(2)
~体力レベルの判定とレベルに応じた指導法~」