NHK政治マガジンにて、弊社代表 久野のコロナフレイルに関する調査結果およびコメントが掲載されました。
記事概要
コロナ禍で運動不足、偏食、会話の減少などが続き身体や認知機能に影響が出ると、介護が必要な一歩手前の状態「フレイル(frail)」《脆弱な、虚弱な》と呼ばれる状態に陥りかねない。いま、こうした「コロナフレイル」の高齢者増加が明らかになってきている。筑波大学大学院の研究グループはコロナ禍での高齢者の健康状態を探るため、新潟県見附市で約600人を対象にアンケート調査を行い、さらに半年後、全国の6つの自治体で同様の調査を実施した。60代から90代のどの年代でも、10ポイント程度、外出を自粛する傾向が高まっていることがわかった。もの忘れがひどくなったと答えた人は2倍以上に増えていた。研究グループの代表を務める久野譜也教授は、コロナ禍での高齢者の健康状態の悪化は「加齢」によるものよりもスピードが速いと指摘する。フレイル予防には、毎日のちょっとした運動や会話を続けることが大切だ。
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