自治体向け 健康課題の解決のための施策推進支援サービス

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医療費・介護給付費等への財政的インパクトを持たらすためには、ハイリスクアプローチ※1とポピュレーションアプローチ※2との組み合わせによる政策パッケージが求められます。つまりハイリスクアプローチの一つである重症化予防の取組みだけでなく、毎年のように新しいハイリスク者が生まれてくる根本的な構造から変えなければ、真の課題解決にはつながりません。

当社では、100自治体・企業健保等へのコンサルティング実績をふまえ、地域・職域全体を対象とした健康づくり計画の策定、事業デザイン、導入支援・評価業務など、健康課題の根本的な解決に導く幅広い業務支援を行います。

また、事業の持続的運用においては、国の補助金活用だけでなく、民間資金を呼び込み成果連動型の委託事業を実施する新たな社会的インパクト投資(ソーシャル・インパクト・ボンド)なども提案します。

※1 医療や介護に至る高いリスクを持つ者へのアプローチ

※2 リスクを持つ者に限定せず今後の医療や介護のリスクを幅広く下げるアプローチ

コンサルティング事例1
“個人へのインセンティブ施策の制度設計”

当社が関わったSWC総合特区のエビデンスや、これまで約25自治体にむけた個人の行動変容を促すインセンティブ施策の導入実績をもとに、健康づくり事業の制度設計を支援します。

特徴
  1. 効果的なインセンティブ設計による健康無関心層の取り込み
  2. ICTを活用した個別目標とデータの見える化による行動変容
  3. 事業の持続可能な仕組みの構築
参考

コンサルティング事例2
“SIBを活用した『飛び地型自治体連携』プロジェクトの組成”

当社は、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)活用した成果連動型事業として『飛び地型自治体連携』プロジェクトを推進しています。具体的には、その中間支援組織として、補助金の申請、KPI設定、成果連動型契約案の作成、サービス事業者や評価機関との各種調整業務等を担い、成果をあげるための幅広い支援を行っています。

特徴

成果連動型事業の実績紹介

コンサルティング事例3
“高齢者の保健事業・介護予防の一体的実施の実現にむけた支援”

当社は、筑波大学との共同研究における成果とともに、高齢者の保健指導と介護予防の一体的実施の先駆例として、全国80自治体において、中高齢者から後期高齢者までを対象とした健康運動教室を立ち上げてきました。

健康運動教室ではICTヘルスケアサービスを活用することで、多くの参加者に対し個別のプログラム提供が可能となり、ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチの両側面から事業展開を実現します。当社では、このような効果的な保健事業・介護予防の一体的実施の実現に向け、保険者を支援します。

ICTヘルスケアサービス(e-wellness)を活用した年代別体力年齢の若返り効果

コンサルティング事例4
“医療機関と連携した社会的処方の仕組みの構築

個別運動栄養プログラム「T-Well※3」を健康運動教室のICTヘルスケアサービスとして機能させ、地域の医療機関と診療情報や参加者情報を共有することで、リスク保有者でもスポーツプログラムを安全に実施できる仕組み作りを支援します。

この取り組みは、運動・スポーツ習慣化促進事業(スポーツ庁)として、2020年に7市町で展開されており、2021年度から始まる「社会的処方※4」の事業にも位置づくものです。

医療連携による社会的処方の仕組み

※3 ㈱タニタヘルスリンクが運営する健康管理システム。運動や栄養の個別処方と継続支援を可能とし、当社が開発・運用してきたICTヘルスケアサービス「e-wellness」のアルゴリズムが搭載されている。
T-Wellサイト紹介サイト(外部リンク)

※4 かかりつけ医等による社会的状況の評価に基づき、健康面と社会生活面の支援を一体的に実施すること。

医療連携の導入実績

山口県 宇部市、兵庫県 西脇市、奈良県 田原本町、福岡県 川崎町、山形県 中山町、福岡県 飯塚市、熊本県 あさぎり町など