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仮設住民の健康支援 散歩で心身元気に

読売新聞(2月6日)に記事が掲載されました。

 福島県伊達市の伊達東仮設住宅で、歩くことを通じて住民の健康を守る、産官学連携のプロジェクトを進めている筑波大の久野譜也(しんや)教授(49)(スポーツ医学)に話を聞きました。

 ◇ 2009年から全国で高齢者の寝たきりを予防する町づくりを提案してきました。この取り組みは現在、13府県19市に広がっています。目指すのは、住民がたくさん歩き、町中での出会いが多い町です。そうした環境が健康に良いのです。 
 反対に仮設住宅では、家に引きこもりがちになって生活習慣病やうつ病のリスクが高まる。そこでこれまでのノウハウを応用し、昨年9月から仮設での健康支援を始めました。
 具体的には、まずは歩かないことのリスクを説明し、次に体力テストや健康診断に基づき、住民一人一人に歩行量の目標を示しました。住民には歩数計と血圧計を配り、成果が見えるようにしました。
 血圧などのデータは筑波大に送信し、異常があれば、現地の保健師が駆け付けます。また、1か月ごとに総歩数や体重、体脂肪率、筋肉率を記した「採点表」を住民に送付しています。
 震災後に4分の1に減った屋外での活動時間が半分にまで戻る効果がありました。歩く時間も長くなり、健康度も高くなっています。また、住民同士が「今日は何歩あるいた」と、散歩をきっかけに会話をするようになり、散歩の会を作るなど、交流の輪も広まっています。
 今、こうした支援をほかの仮設でもできないかを検討しています。費用の問題もあり、すべての仮設への導入は難しいのですが、歩くことを楽しめる仕掛けと、成果が目に見える歩数計や血圧計を使えば、ある程度の効果は期待できます。
 ただ、冬は寒くて脳卒中や心筋梗塞(こうそく)のリスクも高まるので、暖かい時間帯を選び、室内で準備運動をするなどの注意も必要です。
  [暮らしQ&A] ■仮設住民の健康支援 ◆散歩で心身元気に

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