事例

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H23年度 東日本大震災復興支援プログラム 「ICTを活用した仮設住宅居住者への遠隔健康支援Project」に関する結果サマリー

支援対象仮設住宅

仮設住宅名
伊達市伊達東応急仮設住宅
居住者
飯舘村村民(計画的避難区域からの避難民)
137名/127戸(60才以上:96名、60才以下:41名)

産官学連携プロジェクトチーム【代表 久野譜也 筑波大学体育系 教授】

(1)大学 筑波大学、筑波大学附属病院
(2)SWC首長研究会メンバー 福島県伊達市
新潟県新潟市、見附市、三条市
茨城県つくば市
(3)民間団体 株式会社つくばウエルネスリサーチ
日本アイ・ビー・エム株式会社
東日本電信電話株式会社
オムロンヘルスケア株式会社
インテル株式会社
トッパンフォームズ株式会社
タック株式会社
NPO法人つくば臨床検査教育・研究センター
三菱化学メデイエンス株式会社

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プロジェクトの目的

  • 今回の仮設住宅への居住期間は、少なくとも2年以上が見込まれている。早期に個々の住民の健康課題の発見と、健康課題を生じさせないような健康支援システムの構築が危急の課題である。それ故、長期間のサポート体制が必要となり、そのためには遠隔による予防システムの構築が、サステナブルな支援策という意味でも重要となる。
  • e-wellnessは、個別に適したプログラムであるため、高齢者、若年層等の年齢の違いや、基礎体力の状態、疾患の有無などが異なっていても、科学的な根拠に基づき最も効果的な運動プログラムを提供することができる。

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支援内容

  • e-wellnessシステム及び歩数計の提供による個別健康づくりプログラムの実施
  • 遠隔血圧モニターシステム及び血圧計の提供による住民の健康管理の実施
  • 健康相談会の開催
  • 絆づくりのためのイベント開催
  • 健幸ステーションの設置(血圧・運動結果の記録の場、健康指導の場)

システム概要図

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活動期間

平成23年9月3日 から 平成24年3月31日(7ヶ月間)

活動実績

曜日 時間 参加人数(名) 場所 担当 実施内容
9 3 13:30
-15:30
41 伊達東公民館 飯舘村/つくば市/伊達市/筑波大学/日本IBM/NTT東日本/オムロン/インテル/つくばウエルネスリサーチ 健康づくり講演会・健康相談会
9 4 10:00
-12:00
23
9 28 8:30
-17:00
32 伊達東公民館 筑波大学/
つくば臨床検査センター/三菱化学メディエンス/インテル/トッパン/伊達市/
つくばウエルネスリサーチ
採血・体力測定会、血圧計配付と説明
9 29 8:30
-17:00
38
9 30 13:00
-17:00
48 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
オムロンヘルスケア
血圧計、体組計、歩数計取り扱い説明会
10 1 10:00
-15:00
10 8 10:00
-15:40
43 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ 第1回運動教室
10 15 10:00
-15:40
46 仮設住宅内集会所 第2回運動教室
10 18 13:00
-15:00-
33 仮設住宅内集会所 見附市
つくばウエルネスリサーチ
第1回健康相談会
10 19 9:00
-10:00
5
10 20 11:00
-16:00
約130 仮設住宅内広場/伊達東公民館 エスパルプロモーショーン/飯舘村/伊達市/さくら並木ネットワーク
つくばウエルネスリサーチ
スマイルアゲイン~花と歌の力~イベント
10 22 10:00
-15:40
37 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ 第3回運動教室
10 29 10:00
-15:40
30 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ 第4回運動教室
11 5 10:00
-15:40
25 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ 第5回運動教室
11 12 10:30
-.13:30-
33 仮設住宅内談話室 つくばウエルネスリサーチ 第6回運動教室
11 15 13:00
-.15:00-
29 仮設住宅内集会所 新潟市 第2回健康相談会
11 19 10:30
-.13:30-
21 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ 第7回運動教室
12 3 10:30
-.13:30-
30 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第8回運動教室
12 6 13:00
-.15:00-
21 仮設住宅内集会所 三条市 第3回健康相談会
12 10 10:30
-.13:30-
28 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第9回健康教室
12 17 10:30
-.13:30-
22 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第10回健康教室
12 24 10:30
-.13:30-
24 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第11回健康教室
1 7 10:30
-.13:30-
27 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第12回健康教室
1 14 10:30
-.13:30-
27 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第13回健康教室
1 21 10:30
-.13:30-
27 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第14回健康教室
1 28 10:30
-.13:30-
32 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第15回健康教室
2 4 10:30
-.13:30-
38 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第16回健康教室
2 9 9:00
-9:40
22 仮設住宅内談話室 つくばウエルネスリサーチ 第4回健康相談会
2 11 10:30
-.13:30-
36 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第17回運動教室
2 18 10:30
-.13:30-
31 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第18回運動教室
2 25 10:30
-.13:30-
28 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第19回運動教室
3 3 10:30
-.13:30-
30 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第20回運動教室
3 10 10:30
-.13:30-
24 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第21回運動教室
3 17 10:30
-.13:30-
29 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第22回運動教室
3 21 8:30
-17:00
33 伊達東公民館 筑波大学/つくば臨床検査センター/三菱化学メディエンス/IBM/オムロン/伊達市/つくばウエルネスリサーチ 採血・体力測定会
3 22 8:30
-17:00
15
3 31 10:30
-.13:30-
24 仮設住宅内集会所 つくばウエルネスリサーチ
伊達市ボランティア
第23回運動教室 (第2回体力テスト結果説明・採血結果報告)
4 26 13:00
-16:30
約70 仮設住宅内広場/伊達東公民館 エスパルプロモーション/さくら並木ネットワーク/NTT/IBM/筑波大学/飯舘村/伊達市/つくばウエルネスリサーチ ・成果報告会
・スマイルアゲイン2 ~チューリップの約束~ イベント

※エスパルプロモーション:普天間かおり氏所属事務所
※さくら並木ネットワーク:花の髪飾りイベント担当ボランティア

プロジェクト参加者

60才以上の参加者 68名 参加率 71% (住民全体 96名)
60才以下の参加者 12名 参加率 29% (住民全体 41名)
合計参加者 80名 参加率 58% (住民全体 137名)

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総評

  • 自治会及び集会所管理人との協力体制が確立できスムースな運営が実現できた。(絆づくりのイベントの共催や各種案内の配付の徹底、集会所での情報交換など)
  • 筑波大学付属病院の先生と5市及び飯舘村の保健師との連携がとれ効果的な健康相談会を開催することができた。飯舘村保健師のワークロードを他施設の支援にまわすことができた。
  • 伊達市の13名の運動教室経験者がボランテイアとして運動教室の支援を行い、避難民と受け入れ先住民との関係づくりに貢献した。
  • 歩数計を配付しプロジェクトがスタートすると同時に仮設住宅周辺を積極的に歩く住民が増えた。(その評判は他施設の住民にも広まり、歩数計の希望者が増えた)
  • 運動教室への参加者は毎回30人から40人の間で推移し住民の間に定着したと判断できる。
  • 運動の成果は体力年齢の低下はもちろん、血圧データ及び血液データに良い影響を与えており、個別プログラムによる運動指導の効果が確認できた。
■今回のプロジェクトが住民の皆様からの評価をいただけた理由は次の通りと考える。
  • 従来からよくあるパターンとして血圧計や歩数計などのハード分野の提供に留まる場合や個別の運動教室の開催に留まることが多い。この場合全体的な効果もなく、またその効果の把握すらできないことがほとんどである。
  • 今回のプロジェクトは’住民全体の健幸づくり’を体系化されたシステムとして提供できたことに大きな価値があると考える。具体的には健康機器とe-wellnessシステムや血圧モニターシステムと連動したITの仕組みと多くの自治体で実証された個別プログラムなどの健康づくりのソフト分野を一体化して提供し、健康づくりの進捗を見える化したことである。
  • 最後に、4月26日のプロジェクト報告会に参加された飯舘村健康福祉課長から次のようなコメントをいただいた。
    ‘今回のプロジェクトで一番大きな価値は仮設に住む住民に健康で故郷へ帰ろうとの希望を与えてくれたことにある’

プロジェクトの様子




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